Click here to edit. いろんな制作、いろんな出展、、今年は挑戦の年だったけど 個人的にはKamieを始めれたことが一番の喜び。長い間心の中で温めて事がやっと一つの形として産み出せたことが素直に嬉しい。
もう6,7年前、いやもっと前かな。。縁があるお寺さんは神仏混合の場所で大きなお仏壇の周りにぐるりと紙飾りが飾っている。そして何年も前に友人から貰った高千穂神社の紙飾り、工芸誌 銀花のバックナンバーにて時折眺めていた紙飾り。それらは御幣と呼ばれているとても美しい物だ。 それらを見ているうちに自分なりの御幣を作り出したいなと思い何年も前に半紙で簡単な草切り花を切り出した。 そして数を重ねて作っているうちに自分なりの形を追求したくなってきた。形は複雑でも工程がシンプルで一枚の紙ですべて切り出せるもの。基本部分張りだけですべてがつながっていること。 私なりの決まりごとを決めて 作る手と自然の成り立ちを見る目を信じて。何本も何本も切り出していくうちに自分自身のリズムが植物の持つリズムと重なってきた。そして現時点での私なりの御幣がやっと完成した。 手に取って頂いた方、見てくれている方が草花のリズムや軽やかさや影を楽しんでもらえたり、花束を貰ったときのような嬉しさを感じていただければいいな。。 私の夢は大きく広く、、いつかKamieで空間を構成したいな。 ことばっク 白波トップウォーターパールがかった鱗状の型押しの入ったレザーに
ビンテージのウエスタンブーツの様な唐草調のカットワーク。 ところどころ小さなスパンコールの入った シルバーのメッシュ生地を挟み込み縫いあげている ラウンドファスナーバッグ。 ファスナーの終わりから繋がる太いマットシルバーの喜平チェーンはバッグ側面に付けられた金具に付けられる。ショルダーチェーンの長さは少し短めでサコッシュバッグの様。 ファスナーを開けて中を見ると オーロラに光るカードが一枚入っている。 ことばっク 緑のそれは緑の革でできている。
少しオリーブ色がかる深い緑で鈍く光っている。 形は円筒型で、上部はまるで屋根の様に円錐系の蓋がついている。円錐形の蓋の縁は 斜めのステッチで縫いあげられていてループが一つ。 本体の 縁も同じように斜めにステッチが入っていて合わせると 何か鳥の足跡の様に見える。胴体の上部には同じ様にループが一つ。そこから細く丸く編みあげられた 革紐が付いていて 最後には10センチばかりの少し長めの木の棒が結わえてある。 木の皮は丁寧にはがされ、綺麗に磨きあげられている。どうやらその棒はループに通して蓋の留め具の役割をする様だ。 本体には鳥が3羽カットワークされている。いずれも極彩色で本体をくるりと回すたびにカナリアイエロー、フィッシャーピンク、そしてターコイズブルーの鳥が現れる。 一羽は今飛び立とうとしている。2羽は様々な緑の草木の枝にとまっている。 思い思いに飾りをつけた鳥達は、まるで婚礼の儀式を踊る前の雄の様だ。 本体の底部分とはネイビーブルーの革で共色の革が 本体下部にぐるりと縫い合わされている。 蓋部分と同じ様に鳥の足跡のようなステッチで本体と底部は縫いあげられている。 再び上部を見よう。 蓋にはたなびく様な雲がカットワークされ、 少し大きめの 丸い鏡の様な月が一つ。その横には星が一つ。 円錐形の蓋の上部には イエロー、ピンク、ブルー(つまり鳥の色!)の革をミックスしたポンポンが付いて、しっかりした平たい革がショルダー紐になっている。 そこには 何やら英語の詩が書かれているが どんな曲なんだろう。 蓋を開けてみる。 小さく折りたたまれた紙が一枚と 少し大きめの丸い種。 何の種だろうか? それはとても柔らかな白のディアスキンでできている。
ちょうど手の平に乗るくらいのサイズで、コインパースと 携帯ぐらいしかはいらない。 裏側にアロマボトルケースが一本入るくらいの小さなポケット。 並縫いで柔らかく縫い合わされた口の両端には 小さなターコイズのビーズがそれぞれ付いている。 バッグのマチ部分の幅は 3センチ余り。そのリボンの様なマチ部分に 幾何学模様のカットワークが施され、藍色から浅葱までのグラデーションの生地で縫い合わされている。 本体部分はややギャザーがよせた縫い合わせになっていて横からみると、ふっくらとしたおいなりさんの様な形である。 半円形に作られた蓋は周りをグルリと細く折り返し、少し細かなステッチで縫い合わされている。蓋の真ん中には 三つ編みで編まれたループが付いていてバッグの下部分に着く共革でできた小さなロールケーキの様な革ボタンを通して留める様になっている。そのボタンの真ん中にも同じ様に小さなターコイズビーズ。 蓋の中央には 青のグラデーション生地で合わされた幾何学模様がひとつ。柄の四方から矢印のステッチが伸びている。 外すとネックレスにもなる ディアスキンのショルダーストラップ。バッグの左端にから伸びるそれは 最初は三つ編み紐が二本付いているがやがてまとまって丸編み紐になり肩にあたる部分は共革でできた平らなリボン状になる。そこにはやはり青い生地で施された幾何学模様。肩を過ぎるあたりからまた丸編み紐になりそして三つ編みの二本の紐に分かれてゆきバッグ本体の右端に繋がれる。 アクセントは丸編み紐から三つ編みに切り替わる部分に巻きつけられた長いフリンジ15センチ以上はあり 縫い付けられている部分は少し凝ったステッチが施されている。 掛けてみるとそれはアクセサリーの様なバッグ。胸あたりにある長いフリンジが動くたびにユラユラと揺れる。 この文章だけでオーダーいただけたら楽しいやろなー笑 お手元に届くまでのお楽しみスタイルの小さなバッグ。今はラフスケッチ、デザイン画さえありません^_^ 子供の頃に、一年に一度くらいかな?半年に一度くらいかな? 白い分厚い封筒が我が家に届いていました。 開けてみると すごく美しい葉書が何枚も入っていたのです。そしてそれらほとんど全てが何らかの形で手がなかったりなくされた方が口や足に絵筆を持って描かれた草花や風景の絵はがきでした。 その中に数枚 いわさきちひろさんの描く優しい子供達の絵はがきも混じっていました。 絵はがきと共に 描く様子を写した写真と、その絵はがきの売り上げが彼らの生計を支えている事が記されていました。 祖父が篤志家でたぶんその団体にも寄付していたのかどうかはわからないんですが 女孫の多い我が家に届く様な粋な計らいをしてくれていました。 母が手紙を書いている姿を見た事がないし、私もそのハガキで誰かに手紙を書いた覚えがなくそれらの行方も今となっては思い出せないのですが、白い封筒が届くと 真っ先に開いて 畳の上に広げ寝転んで箪笥に片足を投げ出しながら飽かずにそれらを見ていた事をボンヤリと思いだします。 . 私はイラストレーターでもないですが、絵柄だけは沢山描いたり切り出したりしています。そんな絵柄達を誰かに喜んでもらって何らかの力になる様な流れを 小さくてもそろそろしっかりと始めたいな。と思ってます。少し考え始めた計画もありますし、もしご興味持っていただける方がいましたらどうぞご連絡ください。 お待ちしています。 。 このタイミングもなんだと思いますが お盆も近づいてきましたし 祖父の思い出として書きました。 こんばんは(それともこんにちわですか?)
こちらからの文章はなんと1年以上ぶりです。 。 さて、今日でやっと 2018a/w展示会 アーカイブ展一区切りいたしました。 実はインスタ上でも長々と書いていましたが なぜかアップできず、下書きさえも消えてしまいました。いつもなら、じゃあこれは軽くした方がいいのかな。と解釈して 軽やかに書き直すのですが、やはり この一区切りに書いてみたい事もあるわけで。。 誰でもそうだと思いますが、10年間って本当に色々ありました。 特に 子育て期間中の10年間は 忙しく あっと言う間に過ぎたようでいて なかなか濃い時間だった様な気がします。 嬉しい事、楽しい事と同時に苦しい事、悲しい事も沢山ありました。私だけの大袈裟な事でなく誰もが経験する出来事です。 その中に いつも Ka wae がありました。呆れるくらい いつも製作に戻っていました。 飽き性の自分が なぜか飽きもせずに 同じ事をずっと続けてこれたのは ひとえにKa waeを気にいって買っていただけたりオーダーいただけたりの方々がいてこそなんやなー。と、今少しお借りしている お客様や友人のKa wae 達に励まされた 数週間でした。 本当に本当にありがとうございました。 10年すぎてますます 作っていきたい欲がむくむくと湧き上がっています。 創作スタイルももっと自由に 自分らしく変化していきます。 どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。 やるやる詐欺の様な感じでアクセサリーや小物の写真だけインスタグラム上にアップしていますが私にしては珍しくゆっくり確実に進めているontario のライン。
何年前のことでしょうか?少し思い出を辿ってみるとまだ西区のマンションにすんでいたからかれこれ八年前くらい?の
ある昼下がり、いつのまにかこたつでうたた寝をしてしまいました。 夢の中で私は私のルーツ(半生)みたいな物がまとめられた雑誌をぱらぱらと眺めていました。 次のページを捲ると見開きにはマグリットの描いたような青空の写真の真ん中にドアが一枚写っていました。 また次のページを捲ると虹の輪でできた丸十字の中央に輝く金色の球のマークがアップで写っていて、そしてそれはすぐに ドアノブだ!!とわかりました。 そこで目が覚めたのですが なぜだか私は泣いていました。 この言葉は余り好きではないのですが文字通り号泣していました。 感情による何かなんて全くなくただただ涙が流れ出し、自分の中で ばん!と何かが弾けた様な衝撃が残る目覚めでした。 数日後 自転車で近所をぷらぷらと走りながら あの夢はなんだったんだろう?マークの意味は何なんだろうとぼんやりと考えていました。 すると頭上からふっと言葉が入ってきました。体感として頭上からきたのも今でもちゃんと覚えてるのが面白い。 魂は 上昇も下降もなく あるいは上昇し下降しながら ただ永遠にまわり続ける喜びの輪だ。 それがどこからやってきたとか真理だとかそんなことはどうでもよくて この言葉を大きな何かが私に届けてくれたのかな?と 有難くしっかり胸に受け止めて 自分の根幹、事に製作の軸として現在に至ります。 なんて書くと全く大げさなんですが まあ、常に喜びを持って製作しています。 日比野克彦ー80年代に花の美術高校生だった私が一番はじめに衝撃を受けたのがこの人日比野克彦
落書きのようなタッチでいろんなもの(靴とかピアノとか。。)をダンボールで作り続けている人。大人になるに従ってすっかり遠のいてしまったけどたまに見かけると懐かしい気持ちとともに ああ、今でも頑張ってはるんやな。と勇気をもらえる。 何年か前のある日、本屋さんで偶然この本を見つけた。 なになに、なんだろう?ページをめくるといろんな面白い指令がいっぱい書いてある。そのときにパラパラとページをめくり 一人にやにやとその本を読んだ覚えがあるのだが買うこともなく現在に至る。 でも何故かその一文だけが記憶に残りふっとした瞬間に頭に浮かぶ。 朝起き抜けに、自転車に乗りながら。阪急電車に揺られているとき、本町あたりをぽーっと歩いてる時などなど。そして思い出すやいなやまるでゴリラのように口を丸め尖らせて歯茎の裏や表を舌でなぞってみたりするのだ。 ちなみに今日の口の中は凸凹、つるつる。いまミントを舐めているので少し冷たい。 日々の発見と疑問。そして想像と創造。そう!世界は楽しい実験場。 ああ、それにしても今日の文章はまとまらない!(語順がいつも以上にめちゃくちゃですね) |